受け継ぎ印(改刻)

世代を超えて受け継ぐ印に、
新品以上の価値を

印鑑は、出産、成人、就職、独立、結婚、契約、起業など、人生の節目に作られます。実用的な役割だけでなく、さまざまな「想い」や「願い」を込めて押される印鑑だからこそ、長く大切に使い続けていきたいもの。
また、印鑑に彫刻する文字にも意味があります。苗字は代々受け継がれるものであり、名前はご両親から願いを込めて贈られたもの。印鑑の彫り直しは、「受け継ぎ印」として世代の繋がりや家族の絆を結びます。

印鑑の専門用語では、印鑑の彫り直しのことを 改刻(かいこく)と呼びます。長く大切に使っていた旧姓の印鑑、形見でもらった祖父の想い出の印鑑、あるいはうっかり欠けさせてしまった長年ご愛用の印鑑などについて、「どうしてもこの印鑑を使い続けたいんです」「なんとか彫り直してもらえないでしょうか」とのご依頼を多くいただきます。思い入れのある大切な印鑑だからこそ、彫り直しをすることで新たな命を吹き込み、その想いを繋いでいくことができる、と当店では考えます。

受け継ぎ印のご要望例

受け継ぎ印として、お客様から彫り直しのご要望を多くいただきます。

  • 両親にもらった印鑑を彫り直したい
  • 祖父の形見の印鑑を息子や娘のために彫り直して受け継ぎたい
  • 結婚で姓が変わった後も これまでの印鑑を使い続けたい
  • 会社名の変更や法人化を行った
  • 愛用の印鑑が欠けてしまった
図:彫り直し事例
父親の形見の印鑑を 息子の名前に彫り直す

「彫り直した印鑑は縁起が良くないのでは?」とのご意見もあるようですが、まずはお客様のお気持ちをご優先ください。当店では、お客様の「大切な印鑑を彫り直して受け継ぎたい」という想いにお応えしたいと考えています。

環境への配慮という点でも、印鑑の彫り直しはこれからの時代には大切な心がけだと思われます。印鑑材料となる自然素材はどれも大変貴重なものばかりです。良い印材ならぜひお彫り直ししてお使いいただくことをおすすめいたします。

彫り直しの手順

彫刻士が、名前の画数を拝見し、ご希望の運気を込めた吉相体にて彫り直しいたします。

  • 【STEP1】
    印材の状態を確認

    新品の印材とは異なり、お客様からお預かりした印材に彫刻をしますので、まず印材が彫り直し可能かどうかをチェックします。長年使い続けた印材は、一見きれいに見えても、内側にヒビなどが生じていることもあるため、このコンディションのチェックが大切です。

  • 【STEP2】
    面擦り

    印面(文字が彫刻されている部分)をいったん削り取ります。削り取るのはわずか1~2mmほどですので、印鑑が極端に短くなってしまう心配はありません。新たに彫刻する文字の押し心地にも配慮しながら、お預かりしている印材を研磨し、少しずつ丁寧に、面擦りを行います。

  • 【STEP3】
    字入れ・彫刻

    お客様にふさわしい印影デザイン(印鑑の文字)を作成します。きれいに研磨し終えた印面に字入れし、彫刻作業に入ります。
    お客様の大切な印材ですので、細心の注意を払います。

  • 【STEP4】
    仕上げ彫り

    字体のバランスや美しさを見ながら丁寧に細部を仕上げて完成です。
    押し心地や押印した際の美しさにも配慮して仕上げ彫りを行っていきます。

新たな命を吹き込む

手仕上げによる一工夫

小林大伸堂では、手仕上げの際にも職人ならではの「一工夫」を施しています。ふちを「土手」に彫ることで、押印しやすく美しく、欠けにも強い仕上がりとなるのです。新品同様の仕上がりとなり、今まで以上に想いのこもった印鑑としてお使いいただけます。

図:断面Before/After
手仕上げでふちを「土手」にすると強度が増す

印鑑専門店によって字体の特徴は大きく変わります。「名前の文字の部分が細くてふちが太い字体」の印鑑もあれば、逆に「名前の文字の部分が太くてふちの部分が細い字体」の印鑑もあります。どちらかといえば「名前の文字の部分が太くてふちの部分が細い字体」のほうが美しく洗練された印象を与えますが、やや欠けやすい、という弱点もあります。そこで、小林大伸堂では、見た目の美しさを大切にしながらも、欠けにくい印鑑を作るために、職人が一手間かけた手仕上げで作っています。

図:手仕上げ前後の比較
手仕上げ後はふちの部分が細くなり、見た目にも美しい

使う方のための印影をご用意

新しくお彫りする文字は、新たな持ち主の方のこれからの人生に寄り添うものですから、彫刻士がお名前の画数を拝見し吉数に整えます。さらに、あなたの願いや想い・希望を託して、八方位と呼ばれる8つの運気の中から3つまでお選びください。お選びいただいたご希望の運気が伸びますよう、彫刻士がその方向へ太く強く字入れいたします。

八方位や画数から印影を彫る流れについて、詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

「願い」を込める3ステップ

印鑑の彫り直しの流れ

STEP1.ご相談フォームからお問い合わせください

ページ下部の「印鑑の彫り直しのご相談フォーム」にご記入のうえ、お問い合わせください。お送りいただいた情報をもとに、お見積りやご提案をさせていただきます。

STEP2.当店にてお見積りをいたします

彫り直しにかかる料金は、印材の種類やサイズ、彫刻する文字数などによって異なります。まずはお問い合わせいただいた情報をもとに当店でお見積りし、印材の状態を確認したあとに最終的なお支払金額をご連絡いたします。

(参考例)

  • 象牙 10.5mm :19,000円(税別)~
  • 黒水牛 10.5mm :11,400円(税別)~
  • 紅水晶(ローズクォーツ): 18,500円(税別)~

STEP3.お手持ちの印材を当店までご送付ください

当店までの送料はお客様のご負担となりますのでご了承ください。なお、お客様の大切な印材は、一点もののため代替品がございません。輸送途中の破損・紛失 あるいは 作業中に万が一欠けや破損が発生した場合 保障等いたしかねますので、その旨ご了承のうえご依頼をお願いいたします。

STEP4.当店で彫り直しいたします

印鑑のコンディションを確認し、彫り直しいたします。手作業での彫り直しのため、作業開始から発送まで、約7日~10日程度の期間がかかります。

STEP5.彫り直し後、お客様へ発送いたします

改刻料金1万円以上(税抜)で送料無料となります。

(オプション)より想いが伝わるメッセージ桐箱

小林大伸堂では、印鑑を保管するための桐箱に、メッセージ刻印を入れるサービスをご用意しています。家族から受け継いできた印鑑のしるしとして、譲られた方や受け取る方のお名前や想いなど、自由に刻んでいただくことができます。大切な印鑑をさらに次の世代へと受け継いでいただくうえで、大切に保管しながら想いを伝えることができるギフトボックスとしてご活用ください。

メッセージ刻印はオプションとしてお選びいただけます

メッセージ刻印は、お客様から指示のあった言葉を単に刻むものではありません。「メッセージを刻みたいけれど、うまく言葉を表現することができない」といった方もご安心いただけるよう、当店の担当者がお客様の想いを丁寧にヒアリングいたします。そしてヒアリングした内容をもとに、メッセージを作り上げ、想いをかたちにしていきます。

【メッセージ刻印】¥11,000(税込)

※オプション無しの場合は、刻印が刻まれていない桐箱に入れてお届けします。

メッセージ刻印について

メッセージ刻印の活用事例

以下は、おじいちゃんの形見の印鑑を彫り直して、孫である息子に引き継いで使った例です。

佑真へ 就職おめでとう。 これからの人生は佑真にとって、選択と決断の連続です。たくさんの人との助け合いの中で、真っ直ぐに夢を叶えていってください。この印は佑真のおじいちゃんが一生涯共にした大切な印です。だからきっと どんな時も佑真を守ってくれると思います。望めば佑真は何にだってなれる。どこにだって行ける。自分を信じて自ら選んだ道に迷うことなく進んでいけるよう願っています。父・母より 令和二年三月十日

受け継ぎ印(印鑑の彫り直し)のご相談・ご依頼

受け継ぎ印(印鑑の彫り直し)についての質問や相談は、こちらのフォームからお問い合わせください。
お送りいただいた情報をもとに、お見積りやご提案のご連絡をさせていただきます。

*は必須項目です

例)小林照明


(確認用)

例)abc@example.com

- -

例)0778-51-0628

*(4)印鑑の素材
*(5)印鑑の形
  
mm

※おおよそのサイズで結構です。例)10.5mm

例)「小林 佑真」(フルネーム)/「佐藤」(苗字)/「美咲」(名前)など

印鑑にまつわる想いや彫刻士へのご要望など、ご自由に記入してください。
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